産業廃棄物
事業者の皆様は、事業活動に伴って生じた廃棄物は、自らの責任において処理しなければなりません。自ら処理できない場合には、当社のような許可を受けた処理業者に委託し、処理することになっています。 また、事業者の皆様は、産業廃棄物の運搬、又は処理を他人に委託する場合には、産業廃棄物の引渡しと同時に、「産業廃棄物管理票」(マニフェスト)を交付しなければなりません。
関係法令
- 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭45法137)
- 資源の有効な利用の促進に関する法律(平3法48)
- 特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法(平10法97)
- 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)(平12法116)
産業廃棄物の種類
「産業廃棄物」は、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、量的に大量に発生するもの、質的に環境汚染の原因となる可能性のあるものをいい、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチックなど20種類の廃棄物です。また、「産業廃棄物」以外の廃棄物が「一般廃棄物」です。
産業廃棄物の種類 | 廃棄物の具体例 | 中間処理及び最終処理方法(代表例) | 当社の処理の特徴 |
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木くず | 廃パレット、型枠、廃木材など | 破砕(パーチクルボード及び燃料チップとしてリサイクル) | 低コストでの処理の提案が可能です。 |
枕木、大型梱包材、電柱他 | 破砕(燃料チップ及び製紙原料としてリサイクル) | 破砕処理困難物、焼却処理困難物においても、特徴を有した中間処理会社との提携により、リサイクルが可能です。 | |
ゴムくず、金属くず | ゴムロール、スチール入りコンベアーベルト、廃タイヤ他 | 破砕、切断(セメント焼成燃料、発電用燃料としてリサイクル) | |
がれき類 | 大型コンクリートくず、アスファルトくず、消波ブロックなど | 破砕、分級(路盤材としてリサイクル) | 破砕処理困難物においても、特徴を有した中間処理会社との提携により、リサイクルが可能です。 |
廃プラスチック類、木くず、繊維くず、金属くず、ガラスくず及び陶器類くず | 個体系混合廃棄物、什器類など | 破砕、選別(金属くずは鉄資源としてリサイクル、木くずは製紙原料としてリサイクル) | 現物を確認し、分別区分、保管方法について提案します。 |
廃アスベスト等(非飛散性) | ブレーキパット、パッキン類など | 埋立 | 少量の発生量となるケースが多いが、積み替え保管を利用して収集運搬の効率化を図ります。 |
廃プラスチック類 | 発泡スチロール | 減容化(リサイクル) | 大量に発生する事業者様には、減容化設備の設置をお勧めします。 |
プラスチック容器、ビニールシート | 破砕、溶解、造粒(高炉還元剤としてリサイクル) | JFEグループの廃棄物処理専門会社との連携により、適正処理、リサイクル率向上に寄与できます。 | |
塩ビくず | 焼却(塩素分は塩酸として回収利用、廃プラは高炉還元剤としてリサイクル) | ||
汚泥 | ビルピット汚泥、下水道汚泥、道路側溝汚泥、排水路汚泥 | 焼却(製鉄原料としてリサイクル) | |
廃油 | 潤滑油系廃油、廃切削油、動植物性油脂、絶縁油など | 油水分離(燃料としてリサイクル) | |
廃酸 | 酸洗工程廃液、酸性メッキ液、写真現像液 | 中和、脱水(脱水ケーキのリサイクル) | |
廃アルカリ | アルカリ洗浄廃液、アルカリ性メッキ液、写真定着液 | 中和、脱水(脱水ケーキのリサイクル) | |
廃プラ、動植物性残渣、紙ごみ、木くず等 | 可燃ごみ類 | 焼却(製鉄原料としてリサイクル) | |
廃プラ類、金属くず、ガラス・陶磁器くず | 廃家電品(テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機)及び廃パソコン類 | 解体、粉砕、分離(金属は鉄資源としてリサイクル、廃プラは高炉還元剤としてリサイクル) | |
金属くず、ガラス・陶磁器くず、汚泥 | 廃蛍光灯、廃ナトリウム灯、水銀灯、廃マンガン電池、廃二次電池 | 中和、酸化、不溶化、破砕(水銀、ガラス、金属を分離しリサイクル) |
尚、埋め立て処分等に関わる判定基準に関する分析につきましては、当社 環境分析・調査部にご一報ください。